maguronoreibi’s diary

FEたのしんでますか

FEエンゲージ465時間やったので感想とか評価とか

 こんばんは。今回はエンゲージについて色々語りたいと思います。

 結構思った事そのまま書いています。なるべくネタバレは控えますが何か混ざってるかもしれないこと、当然ながら個人の主観に基づいた記述であること、ご了承ください。

 

はじめに

 最初にこのゲームへの評価というか、印象を述べますと、

「システム等はよく仕上がっていてシリーズ的には満足のいく出来なのに、不評ライターの続投を始めとするネガ要素を切欠にいろんな評判の下げられ方をしている悲しいゲーム」

です。

 僕はFEシリーズを「キャラゲーSRPG」として楽しんでいるので、「しっかりかわいいキャラ」「面白いながらもバランスの取れたゲームシステム」「やりがいのあるマップ」が揃っていれば満足というスタンスです。なので、それらを概ね満たしている今作の評価も決して悪くはありませんし、寧ろ「もっと(プレイ人口)ちょうだい......!」なので、拙い文章でこのブログを書いている次第です。

 とはいえ、ライターKMRNM再抜擢は流石に意味不明で前評判になるのは当然の結末だし、実際劇団みたいなシナリオ演出や酷いテキストは見ててすげ~キツかったです。SRPGの楽しさがまだよくわからないであろうの新規の方がそこにたどり着く前にこれのせいで敬遠しちゃうのは悔しい......。KMRNMと採用した人間への怨嗟止まらん......。

 そもそもFEは配信や実況映えするゲームではないし、前述のSRPGの楽しさもそれなりに攻略を進めて、難易度の高いマップにぶつかってこそ理解できるもの(僕の場合はif暗夜ハード26章)だと思うので、だからこそキャラや作品全体の雰囲気、シナリオといった触りの部分は大切だと思っているのですが......。次回作に期待するしかありません。

 とにかく、シナリオ面はアレだけどゲーム部分はしっかり面白いという評価は、見渡してみた感じプレイヤー間でおおむね一致していそうなゲームだしまだやってない人はやってみてくれ~(切実)。

エンゲージのいいとこ悪いとこ

演出面

良:戦闘アニメーションの方は順当に進化しており、爽快感を増していて素晴らしい。衣装もいいものが多く、見た目で楽しめるところも多い。

悪:すでに述べた通りライターKMRNMの拙いテキストや、ニチアサとか劇団とか揶揄されるシナリオ、演出は苦痛。かといって初回から飛ばしてしまうのも気持ち悪くてできず、「お話が長いよ~」と眉を顰めつつ読み進めた。これにより、シナリオ重視の風花で参入し、今作で中毒症状を起こしたプレイヤーや、付け入る隙を見つけた自称硬派の古参エムブレマー(笑)が大声でネガキャンしまくり、嗅ぎつけた対立煽りも混ざって阿鼻叫喚に......。作品にいちいち優劣をつけるの良い事ないですね。

マップやシステムバランス

良:紋章士の指輪は非常に強力なシステムだが、マップのやりごたえは維持されており、決して大味にはなり切っていない(一部やばいことができはするが)。初見ハードと、ルナ5周で計6周したが、ダレを感じたのは序盤数章だけだった。

悪:とはいえマップの出来が良いかと言われると、以下の三点はかなり気になる。

  • 初見殺しというか、次周以降との難易度に開きがあるマップは結構ある(主に索敵マップ、地点侵入による増援、挙動変化のこと)。
  • 終盤はハードとルナで難易度が段違いで、特にハード終盤のヌルさは気になった。
  • いわゆる「簡悔」なのかボリュームをかさ増したいのか、ルナ22、23のようなマップでは進行方向から無限増援が出てきて、対処の面倒さの割にやりごたえは感じず、つまらない。後ろから出現し急がせてくる無限増援は良いが、こんな往生際の悪い真似はしないでほしい、いやほんま。
キャラ

良:女の子かわい~ね~~~~~~~~。

ああすごくかわいい......(溺愛)

悪:男あんまりすきじゃないねぇ~~~。

 ブシュロン、アンバー、カゲツ、ボネ......六周もしたのに一度も採用してません(ヴァン爺はいわずもがな)。今まで以上に一軍が女の子ばっかりになりがちでした。

支援会話雑感:概ね普通で印象に残らない内容のものも多いですが、一部良いのもあります(主にイルシオン王女周り)。過去作と比較して特段劣ってもないし、大きく優れてもない無難な出来だと思います。やっぱ、セリオルのぷにぷに選手権を......最高やな!

育成面

良:紋章士との組み合わせ、継承スキル、素質依存のクラスチェンジ。これらによって、色々な運用を考えられるし、周を重ねるごとに発見も多くなって楽しい。どんな不遇キャラでも(ヴァン爺は知らん)育成次第でルナでの運用に耐え得るのもキャラゲーとしては嬉しいポイントだし、強い運用法の把握が攻略に必須かと言われればそんなこともない(と思う 少なくともハードまでは)から、案外初心者もやりやすい部類だと思います。 

悪:従来とは異なり上限レベル解放が安価なため、今作の上級クラスチェンジはなる早で行う方が得で、中盤の難易度の高さ的にもそれが想定されていそうなのですが、マスタープルフの入手ペースに序盤の下級職キャラを多く採用しづらいのはあるかもしれません。

悪?:成長率や初期値、初期SP等でのキャラ格差はまあまああります。が、ポケモンみたいなガチ対戦じゃあるまいし、特に気にせず好きなキャラを好きなように使えばいいだけなのであまり問題ではありません。寧ろちょっと不遇なぐらいの方が使いたくなる......ならない?

その他の要素(悪のみ)

悪:風花で不評だった散策パートは、規模が大分縮小したものの残っています。

 使用頻度の高い鍛錬の間の出入りのロード時間、ソラのケツなでタイム、マップ終了後の晶石回収等、攻略的にやっておきたい行為でTNPの悪いものも多く、虚無がち。

悪:致命的ではないにせよ、UIが微妙な出来。

  • マップが色々見づらい。遠くからの戦闘予測線の見えにくさ、マップギミックや妨害杖、マジカノが絡んだ時の範囲表示の見づらさ、必殺、必殺回避が詳細情報でないと見れない、エンゲージカウントの見づらさetc......。
  • ゲームスピード「はやい」、アニメーションoffにしても、結構TNPが悪いです。

悪:紋章士周りのシステムは初見だとかなりわかりづらいです。

 例えばシンクロスキル、エンゲージスキル、継承スキルの区別なんかは躓き得るポイントでしょう。僕が見ていた配信者(あまりステータス画面を注視しないFE初心者)は、おそらくマルスの回避+スキルをシンクロスキルと思い込んだままゲームを終えました。

 あと、エンゲージカウントもどうやって溜めるのか、指南に記述されていません。重要なシステムなのですが、僕も理解するのに随分かかった気がします。

おわりに

 一通り評価しました。見直してみると随分赤文字が目立っている気がしますが、再三言っているライター問題のほかには、ちょっとルナティックにいじわるなマップがある程度で他は些末な問題であり、「買うな!」と大声でネガキャンする程のものには到底至りません。キャラの魅力、マップの手応え、システムの面白さは申し分ないですし、余程SRPGというゲームジャンルと相性が悪くない限り、楽しめると思います。

 まあ、1マップのカロリーが重めだから忙しい人はやれないのかもしれませんが......。悲しいなぁ......。

 まあ こんなものか・・・

 こんなブログここまで読んでいただき有難うございました。